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まず最初に。
このブルベが開催された9月22日の朝、高専時代の友人が肺炎の悪化により亡くなった。
彼は六合村(くにむら、現中之条町)の出身だが、奇しくも今回のコースの終盤、六合村を通過していた。
「六合村」の文字、そして、彼が昔「六合村で唯一」と話していた信号機を見て、彼のことをちょうど思い出していたところだった。
まだ30代前半、有能なエンジニアとして働いていた彼にも、きっとまだまだやりたいことがあったに違いない。本当に無念なことだ。彼ほど優秀でないにせよ、同じ高専出身のエンジニアとして恥じない仕事をしなければと思う。
――――――――――【概要】
AR日本橋の山岳ブルベシリーズ「HAUTE BREVET de Nihonbashi」の第2ステージ。「HAUTE BREVET de Nihonbashi」の詳細は前の記事参照。
獲得標高6000m以上の前日・第1ステージに比べ、ルートラボ上4733mと控えめ。無論、前日の疲労が残った状態なので全く楽ではなかったが、第1ステージよりはかなり良心的と感じられた。
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