AJ群馬・新潟開催の今年の600kmは,新コースの「山形県周回」。
6/18~19に事前認定で走ったものの体調不良でDNF。
でも肝心なところは大体走ったので,簡単にまとめます。
朝5時,石油の里をスタート。
新発田の郊外で真新しい道路を横切る。
横切ってしばらくしてから,6/17に開通したばかりの五十公野バイパスであることに気づく。
いつもプリンを求めて立ち寄る「壱福堂」。
越後大島駅を出発した米坂線の列車とツーショット。
時刻表確認して5,6分くらい待った。
この近くの711関川土沢店で補給。
711で補給後はしばらくR113。
鷹ノ巣の上り坂で,工事のため交互通行になっていた。ここは歩道を走ったほうが安全でしょう。
越後金丸駅のあたり。
ブルベのテーマになっている山形県にようやく到達。ここまで83kmほど。
300ps級?のロータリ除雪車がずらっと並んでいた。

小国のどこかで自販機があるだろうと思ったら案外見つからず,結局道路の右側に渡った。
米沢のR121沿いの吉野家で補給する予定でいたが,ダレてきていてさっぱりしたものしか食べられそうになく,やむなくFM米沢成島町店のイートインで補給。
この先に道の駅米沢もあるが,すごく混んでいそうだった。
たまに,信号機に不思議な形の透明なフード?が被さっている。
米沢からR13を福島県境に向けてじわじわ登っていく。傾斜は緩いが遮るものが何も無いので結構暑かった。
途中,ラーメン屋あり。
万世大路公園。時間を気にしていたので見学はしなかった。
かつての県境越えは今のR13とは全然違うルートで,Google Mapにもうっすら載っていたりする。
遠くのほうに高速道路の栗子トンネルが見える。あっちはR13の東西栗子トンネルよりずっと低い位置から始まっている。
西栗子トンネル入り口。
標識を見て,8年位前に米沢から姥湯温泉までチャリで行ったのを思い出す。
SR600福島で峠駅近辺の道が話題になるが,峠駅~姥湯温泉・・・というか,滑川温泉~姥湯温泉の道は本当に「凄い」。あれ以上はまだ見たことがない。
通過チェック1 板谷駅 13:33
スイッチバックの引き込み線の方を見る。
奥の倉庫は保守用車の車庫かな。線路の右側には僅かに昔のホームの跡も。
本線への誤進入防止用なのか,線路にストッパー。
新幹線が通過するようになっても,元スイッチバック駅の独特な雰囲気は健在。
駅舎内。大昔,北海道東日本パスで旅していたとき隣の峠駅で一晩過ごしたことがあったが,板谷駅のほうが快適だったかも。(板谷駅がログハウス風の駅舎なのに対し,峠駅はプレハブみたいな駅舎)
列車が行ったちょっと後だった。
ミニベロで輪行している人が下りてきた。飯坂温泉まで行くのだとか。
昨年,赤岩駅が廃止されたので上から貼られている。
駅入り口近くの酒屋さん?に,昔の写真が何枚か。
折り返して,今度は山寺を目指す。分岐で福島方に目をやると,遠くに県境の標識が。
「ぶどうまつたけライン」で山形市方面へ。
キューシートに目印として記載されている喫茶店「CAT HAND」で補給。
米沢を出ると上山まで70kmほどコンビニが無いので注意。

ビート乗りが集まっていた。新潟から来た方も。
新津から来たと話したらヘ〇タイ認定されてしまった。
ナポリタンと,
上山の有名なタワマン。
山形市街地に入るとちょっとばかり信号峠。
自転車レーンが明確な分,ママチャリ等と混走になるので,歩道から急に自転車レーンに入ってくる自転車に注意。
焦っても仕方ないので,せっかくだから脚を休めつつゆっくり行けばいいんじゃないでしょうか。
全然知らないけど,ここ通ります(雑)
この後FM山形大森町店で軽く補給。
通過チェック2 山寺駅 19:08
ダレ気味で予定より47分遅れ。
駅舎内。よく寝られそうだなと思ってしまう。
初めて来るうえにゆっくり立ち寄る時間も無かったので,結局どれが立石寺かよくわからなかった。
通れるかどうかだけでも確認しようとオプションルートへ。
当たり前ですが,こんな暗い時間だったら素直に通常ルート行った方が良いです。
路面はそんなに悪くないですが,たまに砂利があるので注意。
この時間帯だからか,イノシシとハクビシンみたいなやつに遭遇した他,動物の気配は常に感じる。
面白山高原駅。
ピークのほんの数十メートルのみ,なぜかダート。
TORQUEのカメラでは全然写らないが,天童高原からは夜景が見えた。
通過チェック3 施設の看板 20:36
予定より53分遅れ。
・・・とっくに涼しくなってきたのにダレた感じが治らず,暑さというより,ここ最近の消化器系の不調が影響していることを認識。
ここ最近あまりよく眠れず,昼間の眠さ・怠さを多量のカフェインでごまかしていたのがたぶんまずかった。
東根だったか,まだ270kmほどの地点で強烈に眠くなり,道端のトイレで2,30分休憩。結局,普段良質な睡眠をとれていないと長距離のブルベはきつい。
リスタートして尾花沢のすき家で補給。空腹感はあるが,いつもと違って全く食欲が無く,牛丼はとても食べられそうになかった。牛丼ライト(ごはんの代わりに豆腐使っているやつ)を辛うじて食べた感じ。
PC1手前で山刀伐(なたぎり)峠という峠を越えたはずだが,完全にグロッキーだったせいか全く覚えていない。
PC1到着は1:13で,予定より83分遅れ。もはやこの時点で,予定どうこうよりクローズを気にしなければならなくなってきた。
予約していたニューグランドホテル新庄。滞在2時間30分ほど。
寝て起きても身体の怠さがとれず,DNFしようかなと少し思った。
しかし走れないほどではないし,新庄でDNFだと米沢まで行って米坂線で帰ることになるから,本数少なくて帰りにくいのでは?それならせめて酒田まで出て,いなほで帰った方がよいだろうと思った。
※陸羽西線の存在は忘れていた
走っているうちに復調する場合も多いので,もしかしたらギリギリ完走できるかも,という希望もまだあった。
2017年,AJ神奈川のヘブンウィーク(イザベラ)の300kmゴール&400kmスタートだったFMやまろく金山店で補給。ここを過ぎると,次のコンビニは66kmほど先。
Y1000を飲んだら少し持ち直した,気がした。
通過チェック4 主寝坂トンネル 7:28。
予定から69分遅れ・仮想クローズから100分遅れ。
主寝坂トンネルを抜けて下ると,しばらくは奥羽本線沿いの田園風景。
身体が怠いので,景色をよく眺めながらゆっくりと。
ざっと降ってきた。確かに,新庄を出発した時点で酒田の予報は雨だった。
仕方なしに雨装備を着るが,酒田市街地に入る頃には止んだ。
海岸線に出たら,向かい風で15,6キロくらいしか出なかった。要求されるグロスは18キロぐらいだからせめて20キロ台前半は欲しいのに,これは致命的。
怠さは取れないし,どこかで必ず眠気も来る。ここらが潮時かな,と思った。体調が悪くなければ,気合と根性で何とかしたる!と自身にムチを入れる場面だが,そんな気分になれなかった。
DNFを決めたが,あまりしっかり食べられておらず,列車内でも車内販売は無いので,コース上にあった売虎庵(うるとらあん)という変わった名前のお蕎麦屋さんへ。蕎麦なら食べられそうだったので。
店名の由来。店内はウルトラマン推しという感じではなかった気がしたけど。
日本海がよく見えるお店だった。
正直,地元の600kmを完走できない悔しさに打ちひしがれていて,ぼーっと眺めていた。
お蕎麦屋さんから数キロ走り,あつみ温泉駅でDNF。「いなほ」「海里」の停車駅で,みどりの窓口もあるので便利。
ブルベは57回目になるがDNFは2回目で,完走できなかったのは初めて。遠征時の移動を除けば,輪行袋が初めて役立った。
海里はそこそこ足が速く,快速列車ゆえにいなほよりも安く移動できるので乗ろうかなと思ったが,一番後ろの席が空いていなかった。結構たくさん乗っていた。
結局,いなほに乗車。普通車で帰るのもつまらないので,グリーン車を試してみた。
たぶん,日本の特急でシートピッチが一番広い。席の1つ1つがパーティションで区切られているので,一番後ろの席でなくても自転車を置ける(1人席ではさすがに少し通路にはみ出す)
グリーン車は自分しか乗っておらず,快適そのものだった。
そんなに食欲なかったが,Twitterでちゅぴさんとやり取りしてたら何となくあっさり系ラーメンが食べたくなり,五泉の中田製作所で「はまぐりと昆布の塩そば」を食べてから帰った。
身体治すまで,しばらくブルベはお休みかな。
参考までに,スタート~新庄(オプションルート)の獲得標高は実測で3434m。
コースの難易度的には普通でしょうけど本番はかなり暑くなりそうなので,走られる方は水分補給に気を付けてください。